フルクラムレーシングゼロナイトを巡行速度30km/hがやっとの30代がレビュー

全国のお父様お母様、いつもお疲れ様です。
長男と長女の間で小さく寝ているPapa3です。

現在使用しているレーシングゼロナイトを素人目からレビューしたいと思います。

巷にはレーシングゼロ等はレビュー記事いっぱいあります。
ですが、有名ブロガーのレビューを見ても、相当レースにも出場していて
かなりお強い方だったりで自分なんかが参考になるのかな？と考えてました。

その上でレース経験もなく、30km巡行位でぼちぼち走っている私が購入を迷っている
あなたに向けてレビューをしたいと思います。

今回のレビューにあたり気を付けていること

私は下手にレーシング3などを妥協して買うより最初からレーシングゼロナイトを購入した方が
後悔せず精神的に健全だと思い購入しました。
実際フルクラム社内のアルミホイールラインナップでこれ以上の性能はありません。それ以上はカーボンとかですしね。
（※フルクラム製品内の話です）

もちろんレーシング3も重量スペックから言うと、ほとんど変わりはありませんし
普段使いにはもってこいです。
今回はレーシングゼロナイトの話ですので、他の製品をどうとか比べるとかは
参考程度にとどめてお話いたします。

※使用バイク：トレック2.1 2015モデル　→アルミフレームです。

素人貧脚が思うハイグレードホイールの印象

見た目については、もうすでにレビューが沢山出回っているので割愛したいと思います。
貧脚素人がどう感じるかが一番伝えたいことなので、漕ぎ出しや巡行速度についてお話いたします。

まず、漕ぎ出しについては軽い印象です。
友人から軽いだけのホイール（ボントレガーのレースらいと）を借りた時期があってそれに比べると
見劣りしますが、そのホイールは軽いだけで何か踏力が推進力に変化せず力が抜ける印象を持ちました。
ダンシングするとフロントシューがブレーキ面にｼｭｯｼｭと当たるので私にとっては明らかに剛性不足でした。

その点、レーシングゼロナイトは種類の違う軽さで、路面に触れている点だけですべてを伝えようとする転がり方を
するので感覚的にホイールが歪んでいる印象は無いと感じました。

厳密には歪みはあるかと思いますが、完成車に付属しているものから比べると雲泥の差です。
ホイールの外周が一瞬歪んで緩いバネのようにもっさり加速するのが完成車付属ホイールで、
レーシングゼロナイトは真円を保ったまま回転しようとするのか、タイヤが地面を点で捉えて進むイメージが強いと感じました。
空気抵抗が走行に関係しにくい18km/h～26km/hくらいまではピックアップの良い印象のまま転がってくれます。

軽いだけで剛性が足りないホイールを緩い傾斜で使用すると、
やはりもっさりしていて転がり抵抗が増している印象を受けました。
完成車ホイールと軽いだけのホイールを乗った経験がある分、
その軽さと高剛性に恩恵を受けることが出来ました。

もちろん、完成車ホイールしか乗ったこと無いなら余計良い印象を感じると思います。

貧脚が思う巡行速度維持の印象

何枚分軽いとか何枚分重いギアを回せるとか言い尽くされているので先にバッサリ言います。
一番最初に思ったことは、高い速度に達し、巡行するには絶対的筋持久力が必要！！

その上で言えることは、ロードバイクを始めた頃に陥りやすいママチャリのダンシングと同じように踏みつけるだけの
回し方・漕ぎ方はこのホイールには合いません。
そもそも円を保とうとする力がすごく強く高剛性な印象なので、完成車ホイールに比べて
軽く感じるからと言ってガンガンクランクの下死点まで踏み込むと大腿四頭筋が先に悲鳴を上げます。
そもそも下死点まで踏む意味が無いのはご存じのとおりです。

他のレーシングゼロナイトのレビューには「硬すぎて足を使い切るから自分の脚にはに合わない。」
などとレビュー記事が出ていますが、１回転ごとに車体とホイールの慣性を使って走るやり方では
このホイールの性格上合理的ではありません。
車体とホイールが柔らかくバネ感のあるものであればそれでもいいと思いますが
この硬いホイールは【柔よく剛を制す】という言葉が適切で、硬いからこそ1-2段軽いギアで
ケイデンスを上げて、しなやかにいなしながら回すのが向いていると思います。

上記の私が考えた前提条件から仮説を立てるならば、
物理的には硬いホイールは重たくて柔らかいホイールよりも
真円を保ち減速しにくくなる分伝達効率が良い。と判断できます。

その為、0km/hから転がり始めるまでの掛ける力は軽くて良いはずです。
その少ない力加減で回し続けることができるという前提条件のもと考査すると
完成車ホイールと比べ”回転数を上げることで筋力的負荷を下げつつも相応のスピードで巡行できる”という答えに到達します。

1人1人筋肉の質が違う為絶対なものだとは断定はできません。
ただ、筋肉をどう使うかについてはそれ相応に勉強してきて実践も積んできているので
前提条件が整えば理論上、答えに近いレビューになってくるかと思います。

まとめ

最後はエンジニアっぽくなってしまいましたが、私自身ロードバイク歴は3年になるかならないかです。
レースも未出場で3年という経験数で思うところはレーシングゼロナイトはすごく反応が良いホイールです。
それもあってかポタリングをする分には足を使い切るとかそういうことを考えず良い速度で楽しんでいます。

・10万前後の完成車に付属しているホイールに比べて、遥かに硬いホイールだ。
・高ケイデンスペダリングが有用そうだ。
・どんなホイールでも速く走るには相応の筋持久力が必要だ。
・決戦ホイールと言われる高級なものであっても趣味である以上は使い倒そう。
・黒っぽい色だからなんかカッコイイ

私もまだまだ色々な種類のホイールを履いたわけでは無いのと、装着しているタイヤのことや
乗っている自転車の話も文中に盛り込んでいないので今回のレビューは絶対ではありません。

ただ私はガチガチで練習している人よりも、まだ始めたばかりでカッコイイから欲しいけど
後悔はしたくないなと思っているあなたに向けて、レーシングゼロナイトという良いホイールをレビューをさせていただきました。

　P.S.

出来る限り始めたばかりの人にとって有用であり、筋肉という観点でも話が出来るブログでありたいなと思います。
一番は父親として頑張ってやりたいことやっている姿を皆さんに魅せられることです！

これからも当ブログをよろしくお願いします。
↓↓↓↓次はコレが欲しいです。（切実）