【マウンテンバイク】ピッチエキスパートPitchExpert27.5、SLXコンポにて11速シングルスピード化~シングルスピード化が快適であることが分かった~

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MTBをシングルスピード化しました。

前に通勤用に購入したMTBが進化しました。
前の記事はコチラから。少し情報が古かったので追記執筆してます。

11速シングルスピード化

じゃじゃーん。

正直2年以上ノンメンテナンス。
オイルとかそういう当たり前のものではなく、
チェーンやベアリング交換などの消耗品を交換していないという意味合いです。

チェーンは伸びてるし、チェーンリングは摩耗して尖っていて
調整ではどうにもできない状態まで使い込みました。
KMCのチェーンは硬いので摩耗しやすくチェーンリングへの攻撃性も高いので仕方ないです。シマノに変更しなかった私が悪いんです。

※硬いというのは事実ではないかもしれませんので感覚論と完成車に付属してきた
チェーンがKMCだった時にそう感じることが多かったというのが正しいか思います。
5年ほど前ですが新車納車3か月でノビノビになったという経験からのお話しです。

ちょっとチェーンの話になってしまいましたので交換後のメリットの話に行きます。

まず、クランク。

重たい車体・太いタイヤ・街乗り(2%以上の坂無し)

この条件が揃っていてフロントギア3枚も必要ありません。
その証拠に尖ったチェーンリングを比べてください。

38km/hを20秒くらい巡航している時にアウターに入るくらいですぐ疲れてミドルに落とします。インナーは全くと言っていいほど使用してません。
基本的に常時ミドル?真ん中のチェーンリングだけが酷使された状態です。
チェーンのせいなのかチェーンリングの耐摩耗性が悪いのかは実験していないのでご想像にお任せします。

正直消耗したパーツ交換だけを考えてメンテナンスに出す予定だったのが
結局使わないなら取っ払えと思ってシングルスピード化しました。

今までメインで使っていた真ん中のチェーンリングは32Tで
シングルのチェーンリングが34Tになったので足りなくなることはなくなりました。
今の使用方法の環境ですと、すべてのギアをまんべんなく使用するなら36Tがベターでしたが34Tの歯数しかラインナップされておらず致し方なく34Tを装備したというところです。
アップ寄りに撮りましたが歯が強そうw

実際計算すると、1.2-1.8km/hの差が出てくるのでちょうどいいかもしれません。

同ギアで32Tと34Tを比べた際はクランク1回転で約20cmほどの差が生まれます。
約2キロ弱の高速化になるので普段はGPS測位でこんな感じですがスピードに乗せてるときはトップまで上げることが少なくなる予定です。
また、使うギアが多くなりますので今までよりも効果的に速度域によってギア選択の幅を広げる結果になりました。

幼いころはギアが多いほうがエライという小学生ならではのヒエラルキーがあったと思います。実際MTBでもそのヒエラルキーは健在だと思いこんでいましたがフロント3枚歯の優位性はありませんでした。

高校生になるとシングルスピードの内臓3段変速ですし。
大人になると効率と簡潔さが大事ということですね。
カッコつけましたが簡潔に言いますと、、、、MTBの街乗りでフロント3枚使わねぇ。
※尾根幹をMTBで走るならもしかしたら必要ある・・かな・・いや・・

次、メンテナンス性

洗車のしやすさ

1つ目はボトムブラケットを避けながら高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばしやすくなったこと。歯と歯の間のプラーク(オイルと砂の塊)の掃除が一番嫌いだった私の中でこれが一番のメリットです。

チェーン落ちの危険性

2つ目はもう豪雪でスパイクタイヤも購入していないので乗れてはいませんが、
おそらく今後は街乗り程度ではチェーン落ちしないでしょうね。
チェーン落ちは今までしたことはありませんでしたが、危うく落ちそうな変速になったことは何度もあります。
しかも年に10回もアウターから下げるという動作をしないので結構な頻度だったのかと今では思います。

コンポの調整

3つ目はディレーラーの調整がリアだけで済むこと。
リアだけであれば靴紐結ぶくらいの感覚で出来るのですぐです。
しばらくは初期伸びするのでそれを締めるようにするだけなので調整が面倒ではなくなりました

スパイクタイヤとFDが干渉しない

4つ目フロントディレーラーが邪魔で入らなかったスパイクタイヤが履ける。
これはまだ体験前ですが、ピッチだとあまり太いスパイクタイヤは履けないという情報があったので
うれしい限りです。札幌中心部ばかりなので凍結路面が多く太いスパイクで空気圧低めに走りたかったのです。

メンテナンス性が高すぎてまだ今後も出てくるかもしれませんが一旦はココまで。

コストパフォーマンス

フロントディレーラーが無いということは、1本ワイヤーが要らなくなる。
そこの調整が要らないならばチェーンを交換したときにボトムブラケットの清掃や分解がしやすくなる。
スレッド式に変更になったのでとても整備性が良くなりました。(メンテナンス性の話やん)

掃除を自分の気分でできるということはグリス切れを起こさないように頻度高くメンテナンスができる。
やはりそうなってくると壊れにくいということと、パーツ数が少なくなることで長期的な故障を考える必要がなくなりました。
仮に可動部で壊れてはしるのに問題があるところとすればリアディレイラーのみとなります。

SLXという比較的オフロードを走る前提でつくられたシリーズなので頑丈です。
ホームセンターなどで購入した自転車のディレイラーも雨ざらしで壊れていることってかなり少ないはずです。(経験則)
仮に購入し直したとしても7000円前後。いやでも・・・街乗りで壊れることってあるのでしょうかね。

中間的なグレードで納めましたが、SLXよりも低グレードで組むほうが
金額が高くなる試算だったので今回はラッキーなアップグレードだったと思います。

このグレード(11速)まで行くとある程度規格は共通していて今後もパーツに困らず
長期的に見ても多分ダラダラお金を使う必要が無いと踏んでます。
初心者向けに書いていますので簡潔にローディとして言うならば
「ソラ・クラリスから105にしたよ」ってところです。

MTBの進化に驚いたこと

やはり自転車の最先端を行ってるのはMTBじゃないだろうかと思うくらい
コンポの進化がすごいです。フレームエンド幅も規格が乱立してますしね。(あの辺全然区別ついてませんw)
これはリアディレイラーですが【ON】ってかいてある。
モーターでも付いてるんじゃなかろうかと思ったら全然違いましたw

“チェーンのテンションを上げるため”でした。レバーがあるのでそれをONの位置にスライドさせることでテンションが変わります。
激しい路面でも確実に変速ができることや、テンションを上げることでチェーン落ちを防ぐことです。

最後に重量

シングル前重量:14.01kg(実測値)

シングル後重量:13.27kg(実測値)

約800gほど軽くなった。
ハンドルとサドルをもって車体を持ち上げたときにリア側のほうが軽かったんです。
そもそも重たい車両に対して800gというのは微々たる差かもしれませんが乗っていて
Madone6SLとのバランスを比べるとリア側にだるさ(重さ)を感じてた分良くなると勝手に想像してます。

そもそも素材や使用用途が違うものと比べましたが、ドライブトレイン側が軽くなると踏み出しが良くなるんです。
軽くなるとは言いませんが踏みたいタイミングで踏んだ力が伝わるイメージです。(全然伝わらん)どうしてもよじれたりするのもありますがそれが重さのせいでさらにテンポが悪化します。
その間の悪さが改善されたのではないかと乗車前から感じてます。ロードバイク105ミックスのクランクからアルテグラに変更したようなクランクの剛性アップは間違いなくしていると推察します。違っても違わなくても乗車インプレは4月頃にでも追記。

Madone2.1のアルミフレームからMadone6SLに変更したときもそうでした。(レーシングゼロでの比較)
それが今回のシングルスピード化とイコールだとは思いませんが、体に感じる感覚を伝えるとそうなってしまうのはご了承ください。。。

これである程度の軽いホイールを履かせるとせっかくちょうどよいギア比だったのに
ギアが足りないとか意味不明な状態に陥りそうなのでそこは要検討しなければならないです。

今回新しく購入したパーツ

クランク


ボトムブラケット


チェーンリング


11速チェーン


11速スプロケット


リア用シフトレバー


リアディレイラー


※ケーブルは付属してます。

これは全て札幌じてんしゃ本舗にて購入交換したものです。
いつもありがとうございます♪
通販価格は確かに安いですが、競輪選手が来るような店舗にお任せするほど安心を買えるものはないですね。
自分で交換したいもの以外は全て【札幌じてんしゃ本舗】です。
厳密には全くもってスポンサーではありませんが家族全員の自転車を面倒見ていただき色々良くしていただいて家庭専属スポンサーみたいな感じで完全にお任せしています。

まとめの前のツッコミ

私のピッチエキスパート27.5ですが、新しいものは29er化されてしまい
シングルスピードになっているのでMTBを持っていない人は迷わずそっちを購入してください。
廉価版のコンポにはなるかと思いますので耐久性は若干落ちますが
街乗り通勤仕様であれば2年は普通のメンテとチェーン交換で何とかなります。

まとめじゃないまとめ

今回乗っていないのでレビューというより報告になってしまいましたが前々回投稿記事の巡航速度30km/hを目指すくだりの通勤スペシャルですが、中間報告ですが去年の夏に札幌の高岡に走って帰ってきて100kmでのストラバ計測で28.7km/hでしたのでもう少しです。

普通の風の状態で37-39km/hで10-15分くらいしか持続できないので冬中はローラー練習ですね。MTBは普段乗るのでも上体を起こして乗るのでペダリング練習とバイクコントロールにはかなり役に立ってます。

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