MTBの29erと27.5を乗って理解した違い。
最近MTBことを書いているブログが無いなと思ったので
ちまちま書いてみたいと思います。
ちなみにブログがない訳ではありません。
ですが、そのブログが存在していても実店舗系だったりガチな山道を下るような方が
ブログを書いているのでなかなか参考になりにくいと感じましたので
今回はMTBを始めたいと思っている初心者やただただ通勤に使うときに
MTBにしようかと考えている人向けに書いてみます。
簡単に種類をザックリと
基本の基本。ハードテール
まずはハードテール。(以下HTと書きます)
私が持っているピッチエキスパートもHTですが
フロントフォークがサスペンション機能を持っているだけの定番。
最初はこれが良いかと思います。
現在のMTB界隈ではエントリーモデルを購入する弊害もありますが
それは別記事執筆します。(後ろに書こうとしたら10000文字超えそうになったので別記事で)
最初に買うには手の届かないハイエンド。フルサスペンション
続いてフルサスペンション。(以下フルサス)
フルサスは使う競技によってフレームの種類がいくつかあり
RedBullなどのYouTubeでありえない速度で下るダウンヒル専用のものから
クロスカントリーといってある程度の高速域で上ったり下りたりを
繰り返すタイプの軽量なフルサスもあります。
このあたりはほとんどが20万円以上するものしか存在していません。
あっても10万後半です。
私が2020年6月現在で欲しいのはコレ
いまはホームセンターでしか見ないリジット
説明、、、しませんよ?
私も知らない時代になってしまいます。
知らないことは書けません。。
初めて購入するひとが手に入れることが多いMTBの種類
ダントツでHTだと思います。
もちろんフルサスがいい人もいますけど、おそらくかなり少数派に
属するのではないかと推察します。。。w
HTは10万を切るものも1メーカーにつき2-3台はありますので
導入としてはとても良いラインかと思います。
おそらく初めて購入して乗ったときには感動するでしょう。
「このゴツさなのにこの程度の重さなの?!」
もれなく私もそれでした。
私は10年ほど前の18歳の時に163,000円のTREK3500だったか、、、
型まではうろ覚えですが購入した記憶があります。
あのときは本当に感動しました。
ガチガチに地球ロックしていましたが1年くらいで盗まれました。
当時は16万とかでしたが現在そのレベルのクオリティと同じものが10万切ります。
私は油圧にするために予定より3万上乗せして買ったのに時代の移り変わりや
進歩はすごいものがありますね。
ギアが多すぎてわからない
フロントギアがたくさんあればいいの?
大は小を兼ねるといいますので、、と言いたいですがエントリーモデルを購入するならば
基本的にフロントは3枚になるかと思います。2枚のもあれば1枚のもあります。
私のピッチエキスパートは3枚です。
現行モデルではピッチスポーツ→右クリックしてタブで開いてください
1つ下のグレードでも2枚になってますね。
ピッチスポーツの詳細は本家HP
むしろ私のより良くなってるし1万と少し安い。
私のモデルはX1となっておりフロントシングルギアになってます。
TREKですとMarlin6→右クリックしてタブで開いてピッチと比べてください。
これも2枚になってます。
Marlin6の詳細は本家HPへ
時代の移り変わりを感じてしまいますが、実際通勤で使うのであっても
一番軽い内側のギアは使いません。
河川敷の坂?で登ることが無いと普段から使うことは無いと思います。
よく恋人同士が座る荒川サイクリングロードのあの坂です。(うるせぇ)
私の今住んでいる札幌のように平地しかなく、23-30km/hで走るならいりません。
30km/hを超えるようだとアウターギアに入れることになりますので余計に。
時代的にも大手2社がエントリーモデルで2枚にしているので
これから購入となれば2枚になるでしょう。
何はともあれ、3枚でも2枚でも街乗りで一番内側のインナーギアは使わないと思います。
リアのギアは多いほうがいいの?
別に。(すみません、やりたかったんです)
リアギアは正直どうでしょうね。
前のギアと後ろのギアの互換性(他の付随するパーツも)があるので
リアだけ8速がいいとか12速がいいとか選べません。
コストを抑えて購入するなら8-9速しかラインナップはありません。
「所詮自転車でしょ?俺はこれ以上いらないぜ。」という人であれば
エントリーモデルを選んで良いのですが、、、、
そういう人に限って後から後悔します。
MTBの規格が多すぎて私も知らないことがありますが
フレームが合わないということに帰結します。
なので金額と相談ですが、先ほど挙げた2社のどちらかを購入して
絶対にそれ以上パーツをアップグレードしないならそのギアでOKです。
というか、、、街中で見るMTB乗ってる人でギアチェンジする人少ないですよね?
むしろ錆びてギャシュギャシュしてる。。。
MTBの醍醐味はサスペンション
フロントフォーク
フロントフォークはフロントサスペンション機能をもったものor持っていないものを
総称してフォークと呼びます。
ちゃんとしたメーカーがちゃんと作ってます。
間違ってもホームセンターにあるものとは訳が違います。
エアサスやコイルサス
エアダンパーやオイルダンパー
このあたりも聞いたことがあるレベルでフォークの中身や構造が単筒式・複筒式など
細かい知識を持ち合わせていません。
分かることはダートを走るようなエンジンの付いたバイクなどに供給している
メーカーが作っているので本物です。
むしろオーリンズ社製のフォークも出てきています。(車好きなら分かるはず)
単体で購入すると純正装着してあるようなレベルでも3-4万ほどで良いものだと20万とかします。
リアサス
ルック車と呼ばれるホームセンターで販売しているフルサスペンションは乗ったことありますが
ちゃんとした自転車のリアサスの凄さは試乗もしていないので語れません。
今初めて購入しようとしている人が見ていることを信じて言いますと街乗りに限っては
リアサス要らないと思います。間違いなく。
でも私は欲しい。
値段が20万円以上するので通勤には使えないけど私は欲しい。
29erと27.5の悩み
私のブログは何故か29erで検索してくれた方が見てくれているのがあったので気合をいれて書きます。
多分私のブログを見てくれた方の悩みは自転車屋さんのレビューやメーカーのHPを見て
現実世界で乗っている人はどうなのかということだと思うのです。
例えば
実際安いから型落ちのものでもいいけど27.5だし、、、
29er速そうだけどなにか不便なのかなー、、、
おそらくそういう悩みなのか?と思います。
またはロードバイクに乗っていて弱虫ペダルで坂道君がMTB乗り始めたからという
理由もあるのではないかと思います。(私は見ていましたが流行ったので途中で見るのをやめましたw)
エントリーモデルの両方乗りました。
むしろエントリーモデルのMTBしか知りません!!
でもだがしかし、私が私の身体で全然違うメーカーのエントリーバイクを
通勤で乗ったという事実でしかないのでどのメーカーの29erが良いとか悪いとかは言えません。
あくまでも27.5と29erの広告的な評価と現実的に通勤で使用した場合において
どういうメリットデメリットがあるかだけを話せればと思います。
ホイールサイズの違いで悩む
結構悩むと思いますが先に言います。
通勤で使うならどちらでも変わりません。
ママチャリよりも高圧で空気を入れるので結局最初の印象は
跳ねる感じを持ちますので29でも27.5でも変わりません。
じゃなにが変わるのよと。
砂利、段差の走破性です。
タイヤ外径が大きければ大きいほど同じ段差でも衝撃が来ません。
例を出すと【1センチ高の段差をゴルフボールが転がるのとバランスボールが転がるのではどちらのボールの方が衝撃が来るでしょう。】
極論そういうことなんです。(硬さが違うとかではなく大きさね大きさ)
砂利やら段差が多いところを走りますか?
段差はあるでしょうけど砂利とか木の根っこを乗り越えますか?
舗装道路を走る上で29erが良いならロードバイクもそうなったりしてても
おかしくないですよね?でもあれは700c(26インチ程度)
それでもMTBであれば舗装されている箇所ならどんなところでも走破性はあります。
ただ、29erはスタートは重く感じるかもしれません。
外周が長くなれば外周についているリムの重さが来るのでストップゴーが多い
街乗りであれば軽いほうがメリットが出るかなとも思います。
ホイールの大きさだけの差を考えて結論を出すと
エントリーMTBの通勤用は見た目で選べ!!
29erと27.5だと速度域は変わるのか
外周が変わって通勤野郎が2-3km/h巡航速度変わったらどうです?
27.5インチが駆逐される気がしませんか?
舗装路で走る限り変わりません。
公園のちょっとした草むらで走ると衝撃が来ないというか衝撃が滑らかなのは29erです。
それは29erのMTBを使って多摩センターの尾根幹付近の公園で近所の子供に交じり
遊んだ私が身をもって体験してます。切り株ジャンプとか楽しかったですw
メーカーが謳ってるのはオフロードでの走破性や巡航速度の話をしていると
思うのでそもそもターゲットが違うと感じてます。
タイヤの影響
タイヤの影響はあります。(STAP細胞風に→だまれ)
ふざけてますが影響します。
通勤において影響しかしないです。
27.5とか29erとか関係ないです。
トレッドの形状と空気圧の許容量の違いでかなり変わります。
セミスリックやブロックタイヤの許容する空気圧がまず違います。
だるい自転車だなと思いセミスリックに変更したら自分の実力が上がったかのような
錯覚になります。それはタイヤの影響で間違いありません。
ロードバイクもタイヤの素材(コンバウンド)でも伝わる感じが違います。
むしろタイヤチューブと空気圧を一定にしたレビューじゃないとフレームやホイールの
レビューをしても無駄だと思います。
車とは違うかも知れませんが、車もタイヤありきで設計したりするのも有名な話です。
そのくらい影響しますという話です。
タイヤがもったいないこともあるので1年乗ってリアタイヤが先に減るので
練習も兼ねてタイヤを前後入れ替えてまた一年。
私は北海道なので2年夏夏の2シーズン今年の終わりに前後ローテーションしようかと思ってます。
本州で通勤や休日で遊ぶと地面が高温になるので減りも早くなる可能性がありそうです。
すぐ変更する必要は全くありませんし、セミスリックタイヤよりもがブロックタイヤの方が太い分安定性が増すのでタイヤを履きつぶすまでタイヤを交換する必要は無いですね。
一つタイヤをセミスリックに交換する点で嫌なところが、、、、
タイヤ周りがみすぼらしく見えることが懸念点です。ごっついクロスバイクみたいになりますw
タイヤの影響で速度や衝撃吸収が変わるのでMTBエントリーモデルを購入しても
何年かごとに違う相棒と通勤できる新鮮さはあります。
ブレーキは大事だけど気にするほどじゃない。
凄い語弊がある言い方ですが、ディスクブレーキが当然で油圧ブレーキが9割を占めているMTBの流れからすると性能などは気にしなくていいです。
リムブレーキでVブレーキ時代は廉価版は全然効かないからXT以上のものに交換したことも記憶に新しいです。
(→おまえ年齢いくつだ)
変だなと思ったらブレーキパッド交換とかブレーキオイル交換なので
エア抜きとかしたことなければ信頼できるショップに任せてください。
ブレーキ効かなくなるとかは5年以上放置しているとか、もうなんか余程の大事件なのでブレーキがおかしくなるように物理的にぶつけたりとかオイルが入る部分開けて変なオイル足したとか変なことしなければ問題ありません。
各メーカーの一番下位グレード以外は大体油圧ブレーキ
前述しましたが、安心してエントリーバイクに乗ってください。
ケーブルのブレーキがあっても普通のゴムブレーキよりは安心安全です。
安いMTBでエンジンついているバイクみたいなブレーキしているけど安全なのかな?とか
考えなくていいです。
普通の大人がママチャリの感覚でブレーキを握ったらジャックナイフして吹っ飛びます。
そのくらい安全になってきたこともあるので安心して購入を考えてください。
こちらの世界でお待ちしてます。→(沼
番外編→ MTBのパーツを上位の物に交換しようとしたらフレームが対応しない問題。(執筆中)
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