通勤用MTBとエアロロードを交互に乗って得られた知識と体の変化

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MTB通勤は雨が降らない限り毎日。
エアロロードバイクは週末もしくは平日夜ローラ。
(最近は娘が近づいてくるので危なくてローラはしてません)

現在ローラは私のトレーニングセッションに来てくれた方しか使ってないので
週末の30-60kmのライドでMadoneSL6に乗ってる感じです。

距離はともかくとして相対的にロードバイクに乗っている回数が少ないです。

そんな状況から参考までに記録を記したいと思います。

【ペダリング効率があがった】

MTBではフロントサスペンションを沈ませないように走ったところ、
ロードバイクでは「このくらい進むだろう」という感覚的なものが
ずれていて身体が後ろに置いて行かれる感覚に襲われました。
(サスペンションを一度沈ませてからは戻さないように常に円運動の中で全体的に力を掛けるイメージ)

おいて行かれる感覚に慣れて普通に戻った後にMTBで意識していたペダリングで
1時間くらいL3-4で回していると、ハムストリングスが異常に疲れてしまっていました。
おそらくそれまで踏むことを意識しすぎで踏んでいたのでしょうね。

ロードバイクが軽くて硬いからこそ感じ取れる感覚でした。

直接同条件で取得したデータではないので、
観察研究のエビデンスなし(論文にもならないゴミ)だと思ってください。

それでも効率の良くない乗り物を効率よく進ませるプロジェクト?はびっくりするくらい効果がありました。

【力が付いたと勘違いしてはいけない】

往復10kmほどの通勤で結果が出るほど甘くはないのは十分承知の上で
ペダリングと体幹を保つための姿勢だけ意識して通勤。

これをずっと意識します。
ガラス張りのお店があれば姿勢が綺麗かどうかも確認してますw
道すがら必ず通るようにしてます。(某自動二輪販売のレッ●バ●ン)

重いものから軽いものへ乗り換えればそりゃ速く感じますし
力が付いたように感じますが違います!!!

最初ママチャリ(MTB)から乗り換えたときにロードバイクのペダリングでは
どこに力が入っていたのかすごく顕著に出ます。

自分の力が付いたのはもちろんですが、重たくてグニャグニャなママチャリで
やっていたペダリングと同じ事をロードバイクで行うと今まで以上に
ペダルを下死点まで踏みつけることになり
一番やってほしくない【円運動なのにピストン運動】が発生します。

そのため自分が下死点まで踏み切ってないかを感じてほしいです。
もし踏み切っているようならばペダリングを踏むではなく
「下死点から上げる」「上げたら体重を乗せるだけで踏まない」を意識すると変わってくるかと思います。

【私がロードバイク以外のMTBを選択した理由】

ロードバイクを手足のように扱えるようにロードバイクを乗り続けるのは
至極当然のことですが、フルタイムで仕事をしていて子育てもして家庭を犠牲に
しないようにするには正直難しいです。

時間が取れないからこそ別な自転車に乗ることが重要だと考えます。

力の伝達効率の良いロードバイクだけ乗ると、ペダリングや体幹筋肉の使い方が雑になります。
言い方を変えれば筋肉がそれしかできない頑固者になるので私は2台持ちをお勧めします。

もちろん普段はママチャリでもいいと思います。
MTBはフロントサスペンションが付いているのが普通ですし
ママチャリはフレーム自体、、、、全体的にグニャグニャしてます。

悪路走行できるMTBはフレームはもちろん硬いですが、雑なペダリングでは
サスペンションを無駄に沈めてしまい効率の良いペダリングができません。

ママチャリで良いとか言ってるのにそれでもMTBを乗った理由は

、、、、乗らなくなるから。

それに尽きますね。
世間的に見れば贅沢品とも呼べる自転車に乗ってるのに
通勤はわざわざママチャリってのも嫌でした。

はい、私の見栄です。欲望です。物欲です。
それでも私のQOLは上がったので良いんです。
玄関狭くてMTBのハンドルが邪魔でも頑張れるんです。

ごめんなさい。
尽きるとか言いましたが、最初の最初は

【通勤時のパンクが嫌だから】
というのと
【雑に扱えるから。】

正直にいえばそこですwww

結果的にはペダリング効率を求めるようになりましたが
子供とポタリングするときもギアを相当下げられますし、何かあっても安心できます。

【体の変化】

ようやく本題ですが、体の何が変わったか。

実際目に見えて変わった訳ではなく、Aに乗っていたところBに
乗り換えると自転車からくる筋肉への入力が変わることを
感じるようになったことです。

自転車乗り換えは自分の身体を知るにはすごく良いことです。
分からないけど何故かできるというのは
いつダメになってもおかしくない状態です。

なんとなく同じ動きを再現できているだけですからw

動きが比較的決まっているスポーツなので自分で感じるには難しい
とされるところですが、ジオメトリの異なる自転車に乗るだけで
かなり変化に気付けるかと思います。

他にも筋肉のつながりを感じられました。
大腿四頭筋しか使わないような一点入魂に近いペダリングが
腹直筋や前鋸筋、上腕三頭筋や三角筋の皆が力を脚に伝えてくれてる感が
分かるようになりました。
他にも感じ取れる筋肉群ありますが一般的に自転車において上半身は支えるイメージですので
そこを感じ取れるようになるのは良い利点でした。

「俺はそんなことしなくても大丈夫」という人ほど
自分の身体と対話できていない傾向が強いのでお気を付けください。

【総評】

プロロードバイク選手はオフシーズンMTB乗っている人がいる。
スキー・スケート選手がオフシーズンにロードバイクに乗っている人がいる。

全てが当てはまるとは思いませんがオフシーズンでも趣味として楽しみながらも
トレーニングをしているのでしょう。多分。
自分の感覚を研ぎ澄ませるにはおそらくそれ相応に効率が良いのでしょう。

2年間MTBと兼用で乗っていましたが思った以上に自分の身体を理解する上でメリットが多くあるものでした。
MTBも安いものだと10万切っていますし私のスペシャライズドのピッチエキスパートも7万だった気がします。
通勤という言い訳をもとにしてMTBを乗ることもお勧めします!!!

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